手放す日記

モノもコトもヒトも手放していく。カラダと五感を磨く。

地球家族

8月11日も10個手放した。このついでに古い書籍の整理なども進めたい。10個ずつ手放し始めてからすでに140個がわたしの暮らしから消滅。多分2000個くらいは手放すことになるのでは。本だけで1000冊は持っている。

オット氏と2人で、天井に届く巾一間の本棚では足りないくらい本があった。オット氏の死後、やっと一つに収まるように減らしたのだけれど、まだ減らしたい。ゆくゆくは本棚も分解できるといいな。

わたしがものを減らした方がいいと思い始めたのは1994年刊行の「地球家族」という写真集を見たこと。他の国より小さな家に、他の国よりたくさんのものが詰め込まれている「普通の家族」。わたしの家も醜悪だと思った。

人って、生きるために必要なものって本当に少ない。あとは社会的に必要なもの、個人的な趣味。そのことを痛感するような写真集。

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続編の「地球の食卓」も面白い。

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もちろん、シンプルである理由のひとつに経済的な貧困ということもある。戦争が多くて失ったということもある。とはいえ、ああ、日本の家の広さに比べた物の多さよ!わたし自身の暮らしも、自分の美意識に添っているとは言い難い。