ものにこだわるうちは洗練とは程遠いのではないか
本当に好きなものだけに囲まれて暮らすという言い方がある。今持っているハサミよりもっと素敵なハサミがあったら買い換えるとか?
好きじゃないものは、だんだんと使わなくなり、使わないものは手放す。そのうち、使っているものだけが残っていく。
それは、「ベスト」である必要はないのではないかしら。
洗練とは、多分態度のことであり、肉体、精神、魂の在り方だと思う。そうであるならば、ものにこだわり、ものに執着しているうちは、とても洗練されないのではないか。
ものは好きなんだけれど、そのことにとらわれないで暮らしていきたい。