手放す日記

モノもコトもヒトも手放していく。カラダと五感を磨く。

305 食器を一箱

写真撮ればよかったけれど、荷物はもう出してしまった。引っ越し用のダンボール一箱の骨董の食器を、海外で日本料理の店をしている人に寄贈。買った値段を考えれば20万円弱くらい(今計算してみて驚いた)。

人生もそこそこ後半なので、使わないものは使う人に回していくのがいい。古道具屋に見てもらったが、数万円というところらしい。だったら差し上げて感謝されるほうがいい。

いつか海外で使われているのを見に行けるかもしれないし。そんな楽しみの方が、今のわたしには大切。身軽になることの方が価値を感じる。

ちょっとホッとした。実母が骨董でも着物でもアクセサリーでもなんでも人にあげてしまう意味がわかったような気がする。かつてはもったいない、それくらいならわたしにくれればいいのにと思っていたけれど。