処分記録はサブだった
昔、雑貨の店のコーディネーターをしていたことがある。モノが好き。もともと、使っているお気に入りのものを記録するブログを持っていて、このブログはサブだった。
好きなものもいつか味わい尽くしていらなくなるものがある。そうやって入れ替わりながら、死ぬ頃には大好きなものばかりが残る、そんなことを思い描いていた。
でも、手放すものを記録してみると、思ったよりずっとたくさん不要なものがあり、このブログばかり更新している。いつかは全てゴミになるのだと痛感する。
手放す方が先だと思いついたあの頃、長い間に捨てきれないものが積み重なり、知らないうちに身動きがしにくくなっていたのかもしれない。
手放す時間を経て、残っていくものたちが一体どのくらいあるのか、自分でもわからない。
ミニマリストと名乗る人たちの愛用品掲載を見ながら、こんなに潔くはなれないと思う自分がいる。同じようになる必要も全くないけれど。
もう少し、手放す一辺倒。どれだけ溜め込んできたのかと自分を振り返っている。