手放す日記

モノもコトもヒトも手放していく。カラダと五感を磨く。

我が家にものが多いわけ

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どちらのお宅にも、ものが多い理由があると思う。我が家は最初からものが多かった。結婚した時、互いに多忙な長年の一人暮らしだったから。家に人を招いて宴会をやるに十分な食器や調理道具が双方にあり、好みに従って買った本があり、コレクションがあり、それぞれが音楽を聴く道具、パソコン、冷暖房器具や洗濯機、冷蔵庫その他一軒分同士が一つの家になったのだ。

包丁に至っては全部で10本を超え、まな板も数枚ずつ持ち寄り、フライパンも大中小や大鍋が双方にあった。他のものも然りで、わたしは当時ファッション系の仕事で、靴が57足あった。

どんどん整理し、それでも食器や本はかなり多い。

そして、実家がまた来客やパーティー外出の多い家だったので、実母から、年をとってライフスタイルが変わり、着なくなったけれど処分には気の重い着物や食器などがごっそり送られてきた。

何度もずいぶん処分してきたけれど、まだまだ、選び抜いた末のものがたくさんある。

前回は手放せなかったものが今回は手放せるという体験もなんどもしてきたけれど、ここからが、向き合うのが大変なところ。

いつ終わるかな。わたしがすることに、家族が付いて来られるかな。そんなことを思いながら、差し障りのないものから手放し続けている。