手放す日記

モノもコトもヒトも手放していく。カラダと五感を磨く。

241 ソープトレイ

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20代からいくつも代替わりで使ってきたお気に入りのソープトレイ。当時はワイヤーフレームのトレイは水切れから見ても有能で佇まいも珍しく、まさに出会ったと思って使ってきた。

もうその店でも扱いがなく、もう代わりがない。でもね、そんなにこだわるような物でもないと、多分四半世紀ぶりくらいに思った。思った時が手放し時。

240 アンティークの筒

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タイの田舎で使われた筒は、多分針入れらしい。竹を切って蓋のある筒を作り、細かい彫刻と、多分漆が擦り込まれていた。

これも欲しいという人がいるのであげることにした。たしかに素晴らしいものなのだけれど、わたしは実はこれが好きだったことがない。元々が頂き物で、その人とはもう会うこともないのだけれど。

好きだという人の手に渡ることをうれしく思う。

気が乗らない日もある

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1日に1つは、と思いながら手放している。ものはたくさんあるのに、いらないものなんかないと思う日もある。もちろん、何もかもいらないと思う日もあるのだが。

そんな日は、デスクの上のレシートをまとめてちぎって捨てたりする。

シールを手放した時は、少しずつ、選ぶようにして捨てているうちに、1つも要らなくなった。

人生で何を大切にしたいかさえ、日によって違うこともある。人というのは不確かなものだ。

このブログ以前も勘定に入れれば、手放したものは1000に近くなるだろう。それでも我が家には、手放したのと同じくらいの物があるようだ。

写真に残したものを見ると、大事だと思っていたものでも、手放して後悔しているものはほぼ無い。手放してよかったと感じる物もあるけれど、そんなに積極的ではなく、まあなくても大丈夫なんだなと思うものもある。

自分で自分の気持ちを確かめながら、1つ、また1つ。棺桶までは持って行けないとはよく言ったものだ。

気が乗らない日でも、足を止めずに一歩ずつ。

239 リボン

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販売に関わっていたこともあって、大量のリボンを持っている。今は一時の4分の1くらいなのだが、多分普通の家よりよっぽどたくさんある。子どもが子どもだった頃は、服飾に、ラッピングに、装飾にとたくさん使ったけれど、今となっては機会が少ない。選り抜き、選り抜きして少しずつ減らしている。

238 瓢箪のマラカス

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子供のガラガラになるようなマラカス。20年近く前にギャラリーで購入した。欲しい人があるのでプレゼント。とてもありがたい。

瓢箪のスピーカー、瓢箪の楽器、瓢箪の器。色々あっていい展覧会だった。記憶は物がなくてもなくならないんだな。

 

237 蓋物

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直径7センチくらいの陶器の蓋物。全く同じものをもう1つ持っている。それにはちょっといい塩を入れて、毎日使っている。思い返してみれば、同時に2つとも使っていたことがない。塩をこれに入れていれば、佃煮は別の形のものに入れたい。だとすれば、同じものを2つはいらないのだろう。

実はこれも貰い物。手放すのは申し訳ない気がしていたんだと思う。感謝して手放そう。

 

236 ゴーフルの缶

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こんなの手放すのが一騒ぎなんてね。パッケージや緩衝材の段ボールの設計、ショッピングバッグのデザインなんかが大好きで、中でもきれいな缶が手放しにくい。

ここに書けば手放せるかな。ライフデザインがなってないということで。

さすがにコレクターみたいに集めるのはやめたけれど、つい手元に置いておきたくなる。根っこはコレクター気質。

235 マイクロファイバークロス

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いただき物。どうも、わたしの取りたい汚れが取れないので、しばらく使ってみたけれど処分する。

このところ、多忙と疲労が重なって色々放りっぱなしだったけれど、これからも手放す生活を続けて行く予定。以前より、手元に来た時点で手放すことが上手になり、ものの貯まるスピードが落ちた。でも、空き瓶ときれいな缶には相変わらず迷うことが多い。

234 トマトのエキストラクト

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いくらでも長持ちするし、面白いのでずっと冷蔵庫にあった。梅干しみたいに常温でも長期保存できる。それにしても長く持ちすぎた。

いろいろ使ってみたけれど、そろそろいいことにする。楽しませてくれてありがとう。

233 バターナイフとコルク抜き

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以前手放したブレッドナイフと同じく、木でできた本物そっくりのパン型。テーブルに出すと会話が弾むグッズとして効果が高い。ただし、道具としては使いにくい。

こういう本物そっくりに弱く、昔だったらタルトの形のキャンドルとか、先日のうさぎのポットとか、使えないけど大好きなモノとして死蔵して、たまに取り出してはニマニマと喜ぶというようなことを繰り返してきた。

今回は、久々にそこに切り込む片付けをするつもり。取り出してはしまいながら、少しずつ進んでいる。